ようこそ夢民の丘(むぅみんのおか)へ
新しくうまれかわります!
初めにお礼を申し上げます。
2011年に、東北大震災の直後に産声を上げた「夢民の丘」がこの5月で丁度丸12年を迎えることとなりました。
スタッフとして、利用者として、観客として、様々な形でお支えいただいてきた方たち一人ひとりに、心よりお礼申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございました。
とりわけ、この3年間は私自身の家庭事情もあってほとんど滋賀の地を離れることができず、不本意な形でレッスンを自粛し、休止し、中止してまいりましたこと、その間、グループ講座「舞台公演」を主宰されてきた吉田先生をはじめとする受講メンバーの方々、不自由な環境の中で「奇跡の公演」を成功させてくださったスタッフ、キャスト、有形無形の形で応援いただいた多くの方々には、言葉では言いつくせない感謝でいっぱいです。
私自身も能登川の地で「発声・呼吸法」講座を毎週つづけさせていただいたこと、また、対面レッスンを希望されてわざわざ大阪からお越しいただいた方々もおられたこと、ズームレッスンという形で2019年の公演後もレッスンを続けさせていただいた「声優舞台」のメンバーがいてくださったこと、そんな数々の出会いの中で、かすかな「演劇」への炎はずっと灯し続けることができました。
本当に感謝しています。
今後の私自身の予定です。
やっと、大阪へも通うことができる環境になった今、実は私自身の夢はこの能登川の地で新たな「演劇表現の場」を実現したいという気持ちが強くなってきたのです。コロナが身近な地域社会で生きる喜びと大切さを教えてくれた、と言えばいいのでしょうか。76歳になった今、大阪と滋賀、この「二足の草鞋」?を履き続けることは、心身共に厳しくなってしまった、という実感も確かに強くなってきています。
もちろん「夢民の丘」との縁は切れることはありませんが、今後定期的な個人レッスンやグループレッスンは、千里丘の地では行わない、と周りには宣言しておりますこと、復帰をお待ちいただいていた方々には、ほんとうに、申し訳ありません。
今能登川の地で計画し、実現に向かって進めている歩みが明確な形になってきましたその時は、千里丘からJRで75分の能登川駅前の「レンタルスペース」にてレッスンをお約束いたしますので、ぜひお運びください。再会を楽しみに、お待ちしております。
ここ千里丘の地は、この後、新たなメンバーにも加わっていただいて、いわば共に「みこし」を担いでいただきたいとの提案させていただきました。摂津、吹田など近隣の旧知の知人、友人に今、話を持ち掛けているところですが、もしこの「みこし」に加わってもいいという方がおられましたら、ぜひご一報ください。
今後のムウミンの予定です。
「夢民の丘」はJR千里丘4分、阪急摂津市駅10分のことぶき商店街の真ん中にありますが、近ごろ急速に進められている駅前再開発の余波を受けてにわかに活気づいてきています。シャッター街と化していた趣は急に変化していて、「夢民の丘」自身も、大いに集客増が期待できるスポットになりつつあると予想しています。
「演劇」を最優先しての「学びと表現の場」としてのわずか6畳ほどの小さな空間には、まだ大きな夢と可能性を秘めていると確信しています。公教育では救いきれないでいる有為の若者や、アンチエージングの意気盛んなシニア、「もう一人の自分探し」の旅を続けている子育ち世代の方々など、あらゆる層の方々にお役に立てる「夢民の丘」は、これからの時代にますます必要とされるという思いでいっぱいです。
単なる「集い」や「自己表現」に留まらず、「経済的自立」のきっかけを作る場所でもあってほしいと、レンタルスペースでの営業も可とした提案を今回はさせていただいています。週一レンタルの営業の場所としてもぜひご利用下さることを切に願っています。学校やコミセンなどの公共の場では極端に制限される「営業」の可能性もここでは可能です。
今回、「演劇」に特化した「学びと表現の場」ではなく、もう少し多様で多彩な「夢実現」の場として再出発させていただいた背景にはそういう意味合いもあったということをお含みいただければありがたいです。
「舞台公演」新加入のお誘いです!
今回も、旧ムウミンの丘をそのまま引き継いでくださるグループ講座「舞台公演」組は、来る12月に大阪の「音太小屋」での公演を予定されています。現在は3名の方が参加されていますが、この5月から新たに、新加入される方を募ることになりました。希望としては、あと4,5名の方の参加を願っておられますので、以前参加されていた方、体験レッスンだけで正式参加をためらっておられた方、また、まったく初めてという方を含めて6月から本格的に取り組まれる予定です。
どうか、こぞってご参加ください。
2023年4月22日
「夢民の丘」スタッフ代表
門 内 正 美
5月より、名称、運営方法を変更します!
新名称: レンタルスペース・演劇「夢民の丘」
運営方法
1 曜日ごとに借り主が変わるシェアレンタルの方式とします。
2 借り主は、月極で1日貸し切り。1年契約を基本とします。
3 利用時間帯は原則として 7:00~21:00とします。
4 利用料金は前払いとして、前月20日までに入金願います。
5 平日は同額、土、日は平日の倍額。祝日は不問。
6 料金は平日1万円、土、日2万円。
ただし、土、日いずれかと平日の組み合わせで2万5千円。
平日2日間で1万5千円、土、日両方で3万円とします。
7 この部屋での営業行為は可。ただし、その収益の30%は、
月ごとに、貸し主に収めることとします。
8 借り主からの又貸し、時間貸しは可。その条件等は要相談。
9 部屋の利用目的は「演劇」を最優先としますが、
「学びと表現」に関するものはすべて可、とします。
*但し公序良俗に反する惧れのある場合の利用についてはお断りします。
10 部屋内部の備品の内、エアコン、冷蔵庫の使用については
料金に含まれますが、使用過多による異常出費が明らかにな
った場合は、加算請求する場合があります。
11 主として、防音室内部に置かれている音響、照明器具、DVD
プレーヤーなどの使用については無断使用はお断りします。
必ず前もって使用許可をお取りください。
*これらの使用については別途料金規定に従っていただきます。
12 白板、黒幕、カーテンなどすべて使用前の状態に原状復帰し
ておいてください。残置物、器物破損、紛失などが見られた
場合はその後の利用をお断りすることがあります。
追記; 以上の規定により、2023年5月1日より利用希望者を公募します。
ご希望の曜日の調整をさせていただきますので、1~3希望をお知らせく
ださい。
利用者は最大7人(団体)とします。
部屋の鍵をそれぞれにお渡ししますので、各人の責任に応じて管理をお願
いします。
お申込み先 070 5435 4721
muminnnooka@gmail.com
または mumintotomoni@di.pdx.ne.jp
(お急ぎ、直通)
毎週 土曜日
原則として 14:00~16:00 5月以降は 詳細は未定
実施時間帯については変更の可能性があります。
料金 ( 未定 )円/月4回+公演参加費
各回30席という制限の中
すべて満席となりましたこと
改めてお礼申し上げます。
2019年11月に上演. を仮面劇『真冬の夜の夢』の
1 朗読劇 バージョン(11役)
2 活弁劇 バージョン(10役)
3 仮面劇 バージョン
(5人で10役・昨年上演用台本)
が完成しました。
1は、音楽や照明を一切使用しないでも上演可能なもの。
2は、音楽や照明を使用することを前提にしたもの。
共に、本来は 「単独ライブ上演」用に作られたもので
すが、複数の声優で上演が可能です。
この3つの上演用台本を、ご希望の団体、
個人にお頒けします。
使用、頒布条件については「夢民の丘」まで
お問い合わせ下さい。
但し、画像などの使用については
別途作者の許可が必要ですので
併せてご理解下さい。
2019年の公演案内です!
2018年
10月6日、7日
『鈴虫のこえ、宵のホタル』
3月25日26日
「あゆみ」
4月22日、23日
『歪んだ小屋』
(演劇集団”ゆらめき”公演・スタッフ参加)
天王寺・ステージプラス
8月12日、13日
「夢民の丘」W発表公演
『舟アルシュ』、『アガタ』
十三・カフェスロー
12月3日
「シンデレラ・コレクション」スタッフ参加
福島・ABCホール
12月7日
『君死にたまふことなかれ』
(「りぼん堂」第2回公演)
協賛公演・スタッフ・キャスト参加
摂津市文化ホール
3月18日(金)
KBS京都 「妹尾和夫のパラダイス京都」にゲスト出演させていただきました!
「教室」の紹介と公演『楽屋』の宣伝をさせていただきました。妹尾さんとの個人的な接点も多く妹尾さんもびっくり、30分の予定が大幅にオーバーするという盛り上がりでした。
詳しくは、番組のホームページ
www.kbs-kyoto.co.jp.>radio>paraをご覧ください
3月20日、21日
演劇表現2コース受講生による『楽屋』(清水邦夫作)計4公演を、京都「スペースイサン」にて行わせていただきました。
「具象ヴァージョン」、「抽象ヴァージョン」の2種類の演出で、キャスト、スタッフのメンバーも入れ替えて 上演する、という試みをしました。のべ200名近くの方々にご覧いただき、たくさんの方から、お祝いやご支援をいただきました。
6月25日(土)
ワークショップ 「いい声・朗読」
ソフトヴォイストレーニング
絵本の読み聞かせ、詩の朗読、アクセントの基本などのワークショップを行いました。
7月18日(祝)
Nana`s CAFÉ夏祭り
こころとからだを解き放つ「むぅみん演劇ワークショップ~コミュニケーションゲームとストレッチ~」
小学生たちのエネルギーに支えられたひとときでした。
8月6日(土)
吹田ぷくぷくワールドの夏祭りにお招きをいただき、公演をさせていただきました。
今年5月から始まったシニア演劇 (10月から シニアぷらすに改称)の
メンバーで『セロ弾きのゴーシュ』(宮沢賢治作)のペープサート(人形劇)を
させていただきました。
担当スタッフの吉田美彦さんの演出と出演者たちのみごとなチームワークで多くの方から、賞賛の言葉をいただきました。この3つの写真はいずれも吉田さんの描かれたみごとな作品です。
人形たちは吉田さんの描かれた下絵に全員で好みの色を付けました。
これらの大道具、小道具はすべてむぅみんの教室に保管されていますので、いつでも再演が可能です。どうか、学校、施設などでお招きいただければありがたいです。今回、全員でずいぶんと賢治のこと、作品のことを深く調べ、熱く語り、この作品が単なる動物物語でないということを知りました。舞台でもよく取り上げられる作品ですが、賢治の生き方の本質に触れるほんとうにいい作品だと思います。
3枚目の絵はラスト前のアンコール演奏をするゴーシュにライトが当たっている場面ですが、この時流された音楽をはじめ、当日は一人で音響を担当された吉田さんの選ばれた曲や音のすべてを是非皆さんにも聴いていただきたいと思っています。(門内)
8月18日(木)19日(金)
2日間、NPO法人日本学校演劇教育会関西支部との共催という形で、絹川友梨さんのWSを開催しました
夢民の丘のレッスン、とりわけ「シニアコース」に参加されている人はほとんどがこのワークショップに参加されていました。
即興という言葉は耳新しいものではありませんが、インプロゲームという名前は、演劇人にでさえまだなじみのあるものではありません。
集まった人は、やはり教育関係者が多く、演劇教育に名 時んできたひとたちがほとんどでした。
詳しい報告は
NPO法人日本学校演劇教育会関西支部の
ブログをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/heiwaribon
「目からたっぷり鱗が落ちた」と参加者の一人の
ちょっと重めの評言を共感をこめて紹介しておきます。